社内コミュニケーションを活性化するために取り組んでいることは?|ヨコガオアンサー

人事担当者であれば気になる一個の質問に対し、多様な回答を伝える特集が、この「ヨコガオアンサー」。過去、人事のヨコガオにご登場いただいた方々に、一個の質問を投げかけ、回答してしてもらいます。

今回の質問は「社内コミュニケーションを活性化するために取り組んでいることは?」。皆さんの回答を見ていくと、まずは「社内にどんな人がいるのかの可視化」から始める企業が多いようでした!

クロス・マーケティンググループ 堺さん「社内報をWEBに移行し、従業員同士の関係を深めるツールへ」


株式会社クロス・マーケティンググループ | コーポレート本部長 堺啓一さん

「四半期毎発行の紙媒体だった社内報を、WEBに移行しました。紙媒体だと、リアルタイムで情報共有ができなかったり、せっかく掲載した情報の蓄積ができなかったりといった課題を抱えていたためです。社内から有志を募り、現在は10人ほどが社内報『Cross to You』の制作に参加しています。新卒紹介はもちろんのこと、毎月、中途社員が入社しますので、オリエンテーションの場で社内報アプリのダウンロード手順も含めて紹介し、インストールしてもらうことで社内への浸透を図っています。また、代表の五十嵐も『人と人とのつながり』というアナログな関係をとても重視しており、従業員同士の良好な関係づくりに常に気を配っているんです。そのための施策の一つとして、従業員同士の関係を深めるためのツールという位置付けで社内報アプリの活用を強く後押ししています」

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うるる 神崎さん「『コミュニケーションデザイン委員会』主導でオンライン忘年会などを実施」


株式会社うるる | 人事部 採用・組織開発課 課長 神崎智恵さん

「ここ数年間、部署を横断して組織のコミュニケーション活性化を推進する『コミュニケーションデザイン委員会』を中心とし、各種施策を積極的に行っています。たとえば、オンラインの大新年会を開催し、動画を使ったクイズ企画やオンラインでも楽しめるボードゲームなど、インタラクティブなコンテンツを用意。ほかにも、部活動や四半期に一度行われるオンライン飲み会など、業務時間外に従業員同士がコミュニケーションを取れる機会を継続的に作っています

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インターステラテクノロジズ 片桐さん「社員の『顔と名前の一致』」


インターステラテクノロジズ株式会社 | 人事責任者 片桐哲さん

「これまで取り組んだものは『社員の顔と名前の一致』です。カオナビを導入し、全社ミーティングで、カオナビを利用した新入社員の紹介などを行っています。とくに弊社は、1つのロケットを社員一丸となって作るので、チームとして一体感を高めることはロケット開発にもプラスに働くと考えていました。その第一歩として、まずは顔と名前が一致するようにしようと考えたのです」

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キュラーズ 原さん「自己紹介プレゼンや気兼ねなく何でも話せる場を設ける」


株式会社キュラーズ | 人事総務部 アソシエート 原弥生さん

「大小さまざまな機会を設けています。たとえば、オンラインで行う『Quraz People』は自己紹介プレゼンテーションの場で、ともに働く仲間を知る機会と位置付けています。また、社歴が浅い若手スタッフが中心に参加する『Say Hello!』という場も設けて、気兼ねなく何でも話す機会を定期的に作っています。このあたりは人事のヨコガオでも詳しくお話ししているので、興味がある方はぜひ読んでみてください!さらに弊社はカオナビを導入して日が浅く、無理なく浸透させるために当初は情報量や閲覧者を限定していましたが、これからは『ともに働く仲間を知る』ツールとしてすべての従業員にカオナビを活用してもらう予定です」

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阪急阪神マーケティングソリューションズ 深田さん「チャット上で日々の雑感や情報共有ができるスペースを設ける」


阪急阪神マーケティングソリューションズ株式会社 | エンゲージメント局 総務人事セクション 部長 深田浩嗣さん

「メッセージアプリの『Google Chat』を利用し、日々の雑感や情報共有が気軽にできるスペースを作っています。とくに人事からは『学び』に関するコンテンツ、ツール、イベント情報などを積極的に発信しており、社員の皆さんに『学ぶ』ことへの関心を高めていただけるように心がけています」

深田さんを取材した記事を読む

各社の取り組みを改めて見てみると、社内報も、カオナビの導入も、自己紹介プレゼンテーションの場も、前提として「社内にどんな人がいるのかの可視化」から始める企業が多いようでした。つまり、コミュニケーションを活性化するにはまず「どこにどんな人がいるか」という情報を共有することが大切なようですね。その上で、日々の雑感の共有や気兼ねなく何でも話せる場があると、よりコミュニケーションの活性化につながりそうです。

今回紹介した施策まとめ

■社内報をWEBに移行し、従業員同士の関係を深めるツールとして位置付け
■「コミュニケーションデザイン委員会」主導でオンライン忘年会などを実施
■社員の「顔と名前の一致」
■自己紹介プレゼンや気兼ねなく何でも話せる場を設ける
■チャット上で日々の雑感や情報共有ができるスペースを設ける

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